7の2項のまとめ
1、コエンザイムQ10はビタミンEとの組み合わせによって、心臓疾患の救世主と見られる。ビタミンEの単独使用でさえも冠状動脈疾患を40%減らす例がある。組み合わせた場合の相乗効果で、さらに強力な結果が期待出来る。
2、今までの医師の教育課程で栄養学についての教育は不足。まして新しい栄養知識は不足。コエンザイムQ10を知っている医師の数は少ない。健康食品として販売されているから駄目という頑迷な医師が多い。
3、コエンザイムQ10は細胞の発電所と呼ばれるミトコンドリアのエネルギー生産に関係する。コエンザイムQ10が不足すると精子の「しっぽ振り」運動が低下する。年令とともに体内でのコエンザイムQ10生産能力低下するが、それこそまさに老化の兆候である。栄養補助食品として、「健康な長寿」を得られる1つの重要な可能性である。
4、コエンザイムQ10は運動能力を強化する。バルセロナ・オリンピックでイギリスの女性ホッケーチームがQ10を使用して銅メタルを獲得した。ただし、コエンザイムQ10はドーピングではない。
第七章 いま注目の抗酸化物質
第七章の二のまとめ
クレイトン博士の「英国流医食同源」 ~発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる~(翻訳版)の内容を転載しています。
当コンテンツは、現代人の食生活に関する問題や身体を守る抗酸化物質に関する豊富な研究結果を元に、多くの消費者の誤解の本質を解き、健康な食生活の実践を啓蒙している、論文『クレイトン博士の「英国流医食同源」~発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる~』の内容を転載しております。