キャッツクロウ
キャッツクロウの効果・効能
- カラダの免疫機能調整
- 自己免疫疾患(膠原病、リウマチ)症状緩和
- 抗炎症作用、鎮痛作用
キャッツクロウの偉力(詳細は下記を確認下さい)
- 南米ペルーで万病薬として愛用されてきたキャッツクロウとは?
- キャッツクロウの秘密!その有効成分「POA-ペンタサイクリック・オキシインドール・アルカロイド」
- リウマチの症状改善:「暴走」を抑える
- キャッツクロウの効能:マクロファージをパワーアップ
- キャッツクロウの有効成分POAをしっかり摂る方法
キャッツクロウの特長/リウマチに対する作用
- 南米ペルー高地に生息する「力強い植物」を意味するキャッツクロウ
- キャッツクロウ有効成分POAが免疫機能の暴走抑制とパワーアップ効果
- インカ帝国時代から万病薬として愛用され、「ペルーの奇跡」との呼び名
- カラダ免疫機能の微妙なバランスを「黄金のさじ加減」で調整
- オーストリアではリウマチ処方薬として利用、その効果に高い評価
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南米ペルーで万病薬として愛用されてきたキャッツクロウとは?
キャッツクロウは、南米ペルーを中心として、長い歴史の中で、鎮痛作用、抗炎症作用、血行改善作用、免疫調整作用等に優れていることから、関節炎、リウマチ、免疫不全症、潰瘍、神経痛をはじめ、様々な疾病の症状改善や根本治療に大きな役割を果たしてきた薬用植物です。その優れた効能効果と民間薬としての数多くの実績から、近年、世界の研究者や医師によって、キャッツクロウの有効成分の識別と医療現場での臨床検査と研究が進み、オーストリアでは、リウマチの治療薬として認可され、リウマチ等の自己免疫疾患の治療をはじめ、欧米では、キャッツクロウを活用した数多くの臨床例が学会報告されています。
キャッツクロウは、南米ペルー中央部の高地の密林地帯を故郷に持つ「猫の爪」と訳される樹木で、その蔓(ツル)の部分に、まさに猫の爪のようなトゲを持った植物です。過酷な環境で自生しながら生存してきただけにその生命力は強力です。
キャッツクロウは数千年前から、ペルーの先住民「アシャニンカ族」が万病薬として利用していましたが、この事実を知った世界の研究者がその素晴らしさと魅力を知り、次々とキャッツクロウの研究に力を注ぐようになりました。
キャッツクロウが持つ力は「ペルーの奇跡」と呼ばれ、私たちの生活からは考えられないような厳しい環境に育つキャッツクロウが私たちのカラダの「免疫メカニズム」に働きかけてくれる力を持つということが徐々に明らかになってきました。
キャッツクロウの秘密!その有効成分「POA-ペンタサイクリック・オキシインドール・アルカロイド」のチカラ
キャッツクロウのどのような有効成分が私たちの免疫メカニズムに好影響を与えてくれるのでしょうか?
研究結果によると、キャッツクロウにはアルカロイド、トリテルペン、キノビック酸グルコシド、ポリフェノール、プロアントシアニジン等の6種類の有効成分が含まれており、それぞれにカラダに対してプラス効果を示してくれる事がわかっています。例えばキノビック酸グルコシドやフラボノイドは抗炎症作用の働きがあり、ポリフェノール、プロアントシアニジンは抗酸化物質としてカラダをサビから防ぐことで知られています。
そして、キャッツクロウで近年特に注目されている有効成分がアルカロイドです。このキャッツクロウに含まれるアルカロイドは更に8種類に分けることができるのですが、その中のアルカロイド有効成分の幾つかが「POA-ペンタサイクリック・オキシインドール・アルカロイド」と呼ばれ、「免疫作用調整」に多大な貢献を果たしてくれています。
そもそも「免疫」とは私たちのカラダに元々備わっているもので、一度かかった病気に二度とかからないようにしたり、外部の細菌やウィルスからカラダを守るなど、生きていく上で大切なカラダの防衛機能の一つです。この免疫機能はバランス良く働いてくれることが必要ですが、様々なきっかけで免疫機能が暴走してしまったり、弱くなってしまったりする事があり、それがかえってカラダに不調をきたすことになります。
例えば膠原病(リウマチ、全身性エリテマトーデスなどの自己免疫疾患)の原因は現在の研究段階では免疫機能の暴走がその一つの要因であると言われていますし、また逆に免疫機能が弱くなると風邪をひきやすくなったり、細菌に感染しやすくなるなど、どちらにおいてもカラダに対してプラスに働くことはありません。
キャッツクロウに含まれるPOAはこの免疫作用を調節しながら、カラダに必要な免疫機能バランスを取る力を持っていることからその効用を高く評価され広く使われるようになりました。事実オーストリアではリウマチ処方薬の医薬品としての承認も受けるほどの素材となっています。
またアメリカではサプリメント(健康食品)としての評価が高く、食品認可を受けてからはここ数年の全米ハーブ市場のトップ(約25%)をキャッツクロウが占めるほどの人気を集めています。
リウマチの症状改善:「暴走」を抑える
ここでは例として、自己免疫疾患の代表とも言える「リウマチ」を取り上げてみます。
免疫機能は自分自身のカラダを守るためのものですが、自分自身をも敵とみなして攻撃を仕掛けてしまうことがあり、この免疫機能の暴走を「自己免疫疾患」と呼んでいます。リウマチもこの自己免疫疾患の一つと言われています。リウマチの症状は実に深刻なものです。リウマチの初期症状は関節をおおっている滑膜(かつまく)部分から、自分自身の免疫機能による攻撃が始まり、炎症が起こっていきます。そのうちに全身の関節が腫れ、痛みを伴い、骨が侵食されて関節が変形し、カラダのあらゆる部分がむくんでしまうというもので、リウマチのその辛さはこの病にかかった人だけが知る、他の人には想像を絶するものだと言われています。
近年、リウマチの症状にはTNF-α(炎症性サイトカイン)が関与するとされており、(サイトカインとは種々の細胞から分泌されるタンパク質で、細胞間の情報伝達に関与して働く物質を指します)、このサイトカイン量を抑えることが、リウマチ各種症状の緩和につながるという研究結果が報告されました。キャッツクロウに含まれるPOAはこの炎症性サイトカインTNF-αの産生を抑えることができ、自然素材でありながらリウマチ治療薬レミケードと同等水準の作用効果を持つことが明らかになっています。
キャッツクロウの効能:マクロファージをパワーアップ
マクロファージとは白血球の一種で、外部からやってきた細菌や血液中の不要物を「貪食する(食べてしまう)」ことが主な働きです。
マクロファージが持つこの貪食作用が弱まり、それがカラダの免疫力低下に繋がると、カラダが外からの攻撃にやられてしまう事になります。ところがキャッツクロウはこのマクロファージを刺激し貪食作用を強める作用があることがドイツの研究者H.ワグナー博士の研究から報告されています。キャッツクロウに含まれるPOAは、カラダの免疫機能が弱まればそれを強化する働きをもしてくれます。
キャッツクロウが本当に優れているのは、含まれているアルカロイドPOAが持つこの「黄金のさじ加減」であり、カラダの免疫状態を判断して正しい方向に導いてくれるところです。
実際このPOAが持つ「黄金のさじ加減」または「神様のさじ加減」とも呼ばれるバランス作用は現代の科学を持ってしてもなかなか真似できるものではなく、その成分を含むキャッツクロウはまさに「自然からの贈物」だと言うことができるかもしれません。
キャッツクロウの有効成分POAをしっかり摂る方法
1970年代、オーストリアのクラウス・ケプリンガー氏が中心となってキャッツクロウに関する研究が進みました。1970~80年代にかけて行われたケプリンガー氏の度重なる研究結果には、キャッツクロウに含まれる成分構成と様々な作用効果についての報告が含まれていたことから、キャッツクロウは熱帯雨林原産の薬用植物として世界的に注目されるようになりました。
またその後も継続されたケプリンガー氏の研究によると、キャッツクロウには有効成分とその有効成分を相殺するような成分が同時に含まれていることが分かりました。
有効成分POAに対してそれは、「TOA-テトラサイクリック・オキシインドール・アルカロイド」と呼ばれているのですが、これがキャッツクロウの効果を最大限に活用しようと考えた時に障害になります。そこで有効成分だけを取り出す技術を開発する事が必要になり、この「キャッツクロウの有効成分POAのみを取り出す技術」を、多くの苦難の結果、ケプリンガー氏により編み出されました。
この抽出方法は特許製法として認められ、このケプリンガー氏の特許製法により製造されたキャッツクロウ原料はその安全性、作用効果でも世界一と言われています。事実、政府によってもその実績が認められオーストリアではリウマチ処方薬(補助薬)としても使われています。
リウマチなどの辛い症状緩和に対しても、また免疫力を強化する場合のいずれにしても、カラダの中で微妙に繊細にその免疫機能バランスに作用する必要がありますから、その原料品質には確信の持てるものであることが重要です。キャッツクロウ素材の商品は幾つか製品化されていますが、その素材原料品質に対しては譲歩することなく追及したいものです。