第4章のまとめ
1、活性酸素は心臓病をはじめとした各種の疾患の原因となることは明白。これに対抗する抗酸化食品も数多くあるが、いずれも単品での摂取では効果が少ない。その理由は、抗酸化物質はいつでもチームとしての連携プレーが得意業。
2、多くの疾患の治療に用いられる薬品は複雑なアプローチであり、複雑なアプローチは往々にして複雑な結果を招く。カーブ球より直球勝負が好ましい場面が多い。
3、空気のきれいなストックホルムと、空気の汚れたロンドンとで、小児喘息の発生率が同じだという事実は一考を要する。摂取する抗酸化物質が、その違いを生み出すという仮説は説得力がある。
第四章 活性酸素が関係する病気と対策
クレイトン博士の「英国流医食同源」 ~発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる~(翻訳版)の内容を転載しています。
当コンテンツは、現代人の食生活に関する問題や身体を守る抗酸化物質に関する豊富な研究結果を元に、多くの消費者の誤解の本質を解き、健康な食生活の実践を啓蒙している、論文『クレイトン博士の「英国流医食同源」~発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる~』の内容を転載しております。