ガーリック
ガーリックの効果・効能
- 栄養補給・肉体疲労軽減
- 抗菌作用
- 抗酸化作用
- 風邪予防
- 高血圧予防
ガーリックの特長/栄養補給・風邪予防・高血圧予防
- 人類に5,000年以上も愛される「万能薬」、ガーリック
- エジプトでピラミッド建設の従事者にスタミナ源として支給された歴史
- 米国国立がん研究所に、がん予防効果の期待される食物として選択される
- コミッションE(ドイツのハーブの効能に関する公的評価委員会)で承認されたハーブ
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ガーリックとは?
ガーリックは、5,000年以上も昔から人類に愛されてきたハーブで、今では料理にも欠かせない素材となっています。古代エジプトでピラミッドの建設に従事した奴隷にスタミナ源として支給されたという記録も残っているほど、人類の歴史に深く関わってきたハーブです。
インド伝統医学のアーユルヴェーダや、中国伝統医学の神農本草経にも記述が見つかっており、世界中に広がって行った歴史を見てとることができます。
ガーリックは植物学的にはアリウム属に分類されますが、早春の雪解けの後に、越冬で疲れた熊や鹿などが探し当てて食べるのが、このアリウム属の植物です。人類だけでなく、動物達にも愛されてきた植物で、ガーリックには、未だ人類が知らない体にとても有益な働きをする成分が含まれているため、動物達が本能的に食べていると考えられています。ガーリックの主成分であるアリシンを筆頭に、全世界で研究が進められています。
ガーリックの肝臓を守る働き
~世界的ベストセラー「癒す心、治る力」/アンドルー・ワイル博士著 より抜粋~
タマネギ科ではいちばん刺激性の強いガーリック(Allum cepa)は、世界各国の料理で香味づけに中心的な役割を果たしている。ガーリックはまた、多くの文化で薬用植物として評価され、最近の研究によっても、民間療法の治療成果の一部はガーリックが寄与しているものであることがあきらかにされている。ガーリックは生物を活性化させる硫黄を豊富にふくむ食品の代表であるが、数多くの対照試験でその有効性が立証されているにもかかわらず、どの成分がとくに有効なのかはまだわかっていない。ガーリックの薬用効果はじつに多様で、治癒にかかわるからだのさまざまなシステムに望ましい影響をおよぼす。ガーリックの作用の、その幅のひろさこそが真のトニック剤に分類する根拠になると、わたしは考えている。
ガーリックのもっとも劇的な作用のひとつとして、心臓血管系にたいする効果があげられる。少なくともひとつ以上のメカニズムによって、ガーリックには血圧をさげる作用がある。最新の降圧剤に匹敵する効果があり、しかも、降圧剤がもたらしがちなインポテンツや頭痛をはじめとする害作用がない。毎日ガーリックを食べるだけで中程度の高血圧をうまくコントロールしている人を、わたしはたくさん知っている。さらに加えてガーリックには、血中のコレステロールや中性脂肪(トリグリセリド)を低下させ、善玉コレステロール(HDL)を増加させ、悪玉コレステロール(LDL)の増加を防ぐ効果がある(LDLコレステロールの増加は動脈壁を損傷する変化の第一歩である)。
ガーリックにはまた、血小板の凝集傾向をさまたげて、血液が凝固する傾向を低下させる効果もある。アテローム(粥状)硬化によって損傷を受け、ざらざらになった動脈壁への血小板の凝集から血液凝固がはじまり、それがいずれは心臓麻痺や脳出血につながっていくのである。以上の理由から、ガーリックは心臓血管疾患から身を守るにはひじょうに有効だと思われる(スペインとイタリアの一部の地域で動脈硬化が平均値より少ないのはガーリックの消費量が多いせいだと、疫学者は考えている)。
ガーリックにはそれとは別に、強力な殺菌性・抗菌性がある。病気の原因となる多くの細菌や菌類の増殖をさまたげる作用があるのだ。さらに、がん細胞の成長をチェックするナチュラルキラー細胞の数をふやし、免疫系の活動を強化する作用もある。いくつかの研究ではガーリックの抗がん作用もあきらかにされているが、そこでも複数の異なったメカニズムが同時にはたらいていると考えられている。免疫活動の強化に加えて、ガーリックにはある種の発がん物質の腸内形成をブロックし、他の発がん物質によるDNAの損傷を保護する作用もあるらしい。ガーリックの多種多様な効果のなかには、肝細胞と脳細胞を消耗性の変化から守る作用(おそらくは抗酸化化合物の作用だと思われる)、血糖値をさげる作用などもふくまれる。
アンドルー・ワイル博士の「癒す心、治る力 ‐自発的治癒とはなにか」の内容を転載しています。
当コンテンツは、代替医療の世界的権威、アンドルー・ワイル博士による、西洋ハーブを用いて身体を守り、人間の体が元来備えている自然治癒力を呼び起こすための深い知見を啓蒙している、世界的ベストセラー書籍「癒す心、治る力 ‐自発的治癒とはなにか」の内容を転載しております。