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カイエンヌ
食欲増進効果のあるカプサイシンを豊富に含む「辛味健胃薬」
カイエンヌの効果・効能
- 末梢血管拡張作用
- 食欲増進(消化不良・食欲不振の改善)
- 新陳代謝促進
- 筋肉痛・神経痛等の疼痛
カイエンヌの特長/辛味成分カプサイシンが体全体を活発に
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カイエンヌとは?
カイエンヌペッパー(トウガラシ)は、コロンブスによってスペインに持ち帰られてから、当時のヨーロッパにてスパイスとして広まって行きました。元々は、南米・中米原産の植物ですが、現在では世界中で見ることができます。日本でも、鷹の爪(たかのつめ/トウガラシの品種)として人気があり、粉末状にした一味唐辛子は至る所で見かけることができます。
カイエンヌペッパー(トウガラシ)に含まれる、カプサイシンという辛味成分が、体に様々な効果をもたらしてくれると考えられています。辛味健胃薬として、食欲増進(食欲不振・消化不良の改善)に利用されることが多いのが特徴です。また、末梢血管を拡張する作用もあるため、新陳代謝を良くし、全身の血行を改善します。
また、カプサイシンは末梢神経で痛みや炎症を引き起こす化学物質のP物質(サブスタンスP)の生成を抑制する鎮痛効果をもたらすため、軟膏剤・クリーム等が、帯状疱疹後の神経痛や糖尿病性神経障害の痛み、関節炎等の痛みの緩和に活用されています。
カイエンヌペッパー(トウガラシ)は、食欲増進作用や、神経痛緩和作用で知られていますが、驚くべきはその豊富な栄養成分です。鉄分、カルシウム、リン、ビタミンB群を豊富に含み、ビタミンCについては実はオレンジよりも豊富に含まれています。